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かみ合わせを重視する/武蔵野市の松山歯科医院

顎関節症治療の虚像

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顎関節症は顎の姿勢に関係している場合が多いものです。

多因子が関係する疾患であるとされてはいますが、多くは咬みあわせの問題を抱えているものです。

左図はかみ合わせが悪いと顎の関節を中心に色々と症状が出ることを示した模式図です。 もともと顎関節症という病名はありませんでした。 ですから、症状を含めて定義は、あいまいなところがあります。 まだ顎関節症と病名が一般的でないころから、私の経験では、病因(原因)は殆ど不正咬合ですが(不正咬合という定義は難しい)、あえてその他の原因を入れて次の4つが主です。

1.不正咬合

2.ストレス

3.悪習慣

4.精神身体症

これ以外には個々のいろいろの例はありますが(自律神経失調症、精神・神経症、更年期障害、脊椎・骨盤のゆがみ)、症例はすくないものです。

本質的治療法

原因が以上のようであれば、それに対処するような事が必要で(原因療法)、それが治療の本質なのに、よく見聞きする治療は対症療法が多すぎます。治療始めには対症療法が必要ですが、本質的には原因療法が大事なのです。 以下は対症療法です。

スプリント療法は初めだけ

プラスチック、硬いビニール等で歯にカバーをするものですが、 一時的に症状が良くはなりますが原因そのものをなおしているわけではないので、 完治するわけではありません。当院でも始めに苦痛を除く目的で使用する事は有りますが、 決して長期間にわたって続けることはありませんし,大体治スプリントだけでは治りません。 長期間の使用は患者さん自身がたいへんなことです。症例によっては、症状が悪化するタイプがあります。スプリント治療が長く高額治療費の施設は顎関節症を治療できません。

薬物療法(鎮痛剤、筋弛緩薬、消炎鎮痛剤など)

痛みを一時的に取ったり筋肉の緊張を一時的にはほぐしてくれますが、長期間服用はできません。

その他の精神薬

多くは必要としません。

歯の削合だけで治療できない事が多い

不正咬合が存在するのに、歯並びの矯正治療、その他をせず、 多くの歯科医は診断と治療が 出来ないため歯を少し削るだけで治療しようとします。それはしかしながら、一時的に良くなっても根本原因の不正咬合を治していないので また再発します。

ほんの少しの不正咬合でも、症状が強い顎関節症になることがあります。不正咬合の程度が軽いためか、 正しい診断をしてもらえずに(わずかな咬み合わせの異常を発見できない)、治療を受けても 無駄だったと言う例を多くみうけます。 私の経験では不正咬合の診断に沿った治療をすることで症状が軽くなるケースが殆どです。 要するに顎関節症の原因は不正咬合が大半であるということです。

下顎の姿勢を正す

下顎の位置(下顎の姿勢)を直すことに触れていない歯科医には、絶対に治療できないことを銘記してください。

矯正治療ができるか

歯並びを見た目きれいにする、矯正治療とは違うのですが、ある意味では矯正専門医以上にあらゆる歯の位置異常に対する正しい認識能力が必要で、さらにその治療法をマスターしていないと治療できないことが多いものです。抜歯矯正をした結果起こる顎関節症は雄弁にその辺の事情を物語っています。(矯正専門医でも抜歯矯正後になぜ顎関節症になるかわかってないケースが多いものです。)

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